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MALIA社 MARIA model (made in USSR)





こちらのギターは、1970年初頭から78年まで製造されていた旧ソビエト製のギターです。


ボディ部の素材がなんと、プラスティックカーボンと言う材で出来ているんですよ。オベーションのそれとは全く別物で、なんとも言えないレトロな質感です。





最初は、トイギター?と思いきや、アーチドトップ形状で335風の結構しっかりしたギターになっています。




多分この状態で、現存している個体は少ないと思います。



ネックは、木製で普通のギターと変わりありません。



形状は335風の空洞フルアコ仕様になっています。サイズも、ほぼ335サイズです。




以外と、生鳴りも良くギターとしての機能はしっかり果たしていますと言うか、結構使えるギターだな。と言うのが実感です。




では、改良箇所を色々と説明していきます。



ピックアップは、MALIA社オリジナルの旧ソビエト製のシングルが3発の3ピックアップ仕様です。



音質はと言うと、これもまたレトロというか、新鮮というか、リバーブや、トレモロを効かすとかなり良いバッキングが出来そうな音です



元々のVOL&TONEはと言うと、潔くフロントピックアップに対して一番目のノブでと言った仕様で、センターピックアップは2番目のノブ、エンドピックアップは3番目のノブで4つ目のエンド側のノブは全てのTONEといった具合でした。




今回は、そこにピエゾをプラスしてスイチャーもプラスした仕様に改良しました



スイチャーで、ピックアップのみの操作、ピエゾのみの操作に、ピックアップ+ピエゾのハイブリッドミックスが出来るよう3ポジションのスイッチを付けて、程良く改良しています。












電気系統もかなり劣化していたので、全て新品に交換しています。





















ジャックも、midi仕様だったのでフォーンジャックに変換しています。


ペグは、元々が通常の回転とは逆周りなのですが、巻いてみれば通常巻きも出来たので、名残でそのままにしています。





一見余りいじっていないように見えますが、内部をかなり改良しました。


こちらも、かなり面白い仕上がりになっています。





















最近では、EASTWOODや、SUPROなども再生産されていて、レトロなサウンドが再認識されているので、その手の音を探しているギタリストにとっては重宝するギターでしょうね。


リアルレトロサウンドです。






MALIA社 MARIA model (made in USSR)
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ご興味のある方はご連絡ください。


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